

クラリティ(Clarity):
天然ダイヤモンドは、炭素が強烈な熱と地球深部の圧力にさらされた結果としてできたものです。 このプロセスは、「インクルージョン」と呼ばれる様々な内部の特徴と、「ブレミッシュ」と呼ばれる外部の特徴という結果をもたらすことがあります。ダイヤモンドのクラリティ評価には、こうした特徴の数、大きさ、レリーフ、性質、およびそれらの位置の判定、そしてこのような要素が石の外観に与える影響が含まれます。 完全に不純物のないダイヤモンドはありませんが、それに近づくほど価値は高くなります。 ダイヤモンドクラリティスケールには6つのカテゴリーがあり、そのうちのいくつかは細分化され、合計で11の等級となっています。
フローレス(FL)
10倍の倍率でインクル―ジョン、ブレミッシュがともに見られない
インターナリーフローレス(IF)
10倍の倍率でインクルージョンが見られない
ベリーベリースライトリ―インクル―デッド(VVS1およびVVS2
インクル―ジョンが非常にわずかなため、熟練したグレーダーが10倍の倍率で見ても確認が困難
ベリースライトリ―インクル―デッド(VS1およびVS2)
10倍の倍率でインクル―ジョンがなんとか確認できるが、微少と特徴づけられる程度
スライトリ―インクル―デッド(SI1およびSI2
インクル―ジョンが10倍の倍率で見て確認できる
インクル―デッド(I1、I2、I3)
インクル―ジョンが10倍の倍率で容易に確認でき、透明度や輝きに影響を与える可能性あり ダイヤモンドの画像はあくまでも参考であり、画面のサイズにより異なります。他の条件が同じ場合、ダイヤモンドの価格はカラット重量に従って上昇します。大きいダイヤモンドは稀少で、魅力があるからです。 ただし、カラット重量が等しい2つのダイヤモンドは、ダイヤモンドの4Cの他の3つの要素、つまりクラリティ(透明度)、カラー、カットにより、非常に異なる価値(と価格)を持つ可能性があります。ダイヤモンドの価値はカラット重量だけでなく、4Cのすべての要素を使用して決定されることを覚えておくことが重要です。